TEDで学ぶ組織行動論(8) ティナ・シーリグ 「18分で学ぶクリエイティビティ」

TED Conferenceとは、TED(Technology Entertainment Design)が主催している講演会で、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう場です。講演会の内容はインターネット上で無料で動画配信されており、多くの著名な人物もここでプレゼンテーションを行っています。


今回は、TEDのプレゼンテーションに学ぶ組織行動論(7)として、ティナ・シーリグ 「18分で学ぶクリエイティビティ」を紹介します。日本語によるスピーチ全文は、動画上のリンクをクリックしてください。


このプレゼンテーションは、シーリグの著書「未来を発明するためにいまできること スタンフォード大学 集中講義II」に関連するもので、クリエイティビティやイノベーションを高めるための「イノベーション・エンジンのメビウスの輪」についての紹介です。このモデルによれば、創造力を発揮するためのイノベーション・エンジンの「内燃機関」として、想像力、知識、姿勢、マインドセット、モチベーション、気力などがあり、外側の部分に、環境、リソース、文化があります。これらがメビウスの輪のように連なって、イノベーションが生起することを示します。


日本語によるスピーチ全文


TEDで学ぶ組織行動論(6) トム・ウージェック 「塔を建て、チームを作る」(日本語字幕付き)

TED Conferenceとは、TED(Technology Entertainment Design)が主催している講演会で、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう場です。講演会の内容はインターネット上で無料で動画配信されており、多くの著名な人物もここでプレゼンテーションを行っています。


今回は、TEDのプレゼンテーションに学ぶ組織行動論(6)として、トム・ウージェック「塔を建て、チームを作る」を紹介します。日本語字幕つきのプレゼンテーション動画は、動画上のリンクをクリックしてください。

ウージェックは、「マシュマロ・チャレンジ」という、スパゲッティの乾麺、90センチのテープと一つのマシュマロを使って行われる単純なチーム・ビルディングの演習を何度となく行ってきて、チームに関する大変興味深い知見を紹介してくれます。例えば、常に成績が悪いのはビジネススクールの学生からなるチームなのに比べ、常に成績がよいのは幼稚園児だったりします。また、チームにファシリテーターがいる場合の効果、成果に応じて報酬が与えられる場合の効果など、チームを効果的にマネジメントする際に知っておきたい様々な知見が報告されます。


日本語字幕版はこちら

日本語によるスピーチ全文

TEDで学ぶ組織行動論(5) ショーン・エイカー 「幸福と成功の意外な関係」(日本語字幕付き)

TED Conferenceとは、TED(Technology Entertainment Design)が主催している講演会で、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう場です。講演会の内容はインターネット上で無料で動画配信されており、多くの著名な人物もここでプレゼンテーションを行っています。


今回は、TEDのプレゼンテーションに学ぶ組織行動論(5)として、ショーン・エイカー 「幸福と成功の意外な関係」を紹介します。日本語字幕つきのプレゼンテーション動画は、動画上のリンクをクリックしてください。


このプレゼンテーションは、エイカーの著書「幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論」に関連するもので、個人のキャリアや職場の生産性にも影響するポジティブ心理学に関連する内容です。


人々は「幸福になるために一生懸命努力して成功したい」と思うかもしれません。しかし、エイカーはそうではなく、逆だといいます。「成功するから幸福になる」のではなく「幸福だから成功する」のです。幸福は環境が作りだすものではなく、脳が作り出すものだと言います。つまり現状をどう捉えるかといった考え方の問題だというのです。エイカーによれば、「幸福な人≒ポジティブ思考ができる人、現状を楽しむことができる人」のほうが、脳も活性化し、生産性が高まり、ゆえに成功する度合いが高いのです。これは、仕事をしていく個人、あるいは人々をマネジメントする管理者や企業にとっても重要なメッセージです。


日本語字幕版はこちら

日本語によるスピーチ全文


TEDで学ぶ組織行動論(4) アンソニー・ロビンズ 「何が人を動かすのか」(日本語字幕付き)

TED Conferenceとは、TED(Technology Entertainment Design)が主催している講演会で、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう場です。講演会の内容はインターネット上で無料で動画配信されており、多くの著名な人物もここでプレゼンテーションを行っています。


今回は、TEDのプレゼンテーションに学ぶ組織行動論(4)として、アンソニー・ロビンズ 「何が人を動かすのか」を紹介します。日本語字幕つきのプレゼンテーション動画は、動画上のリンクをクリックしてください。


ロビンズは、人が物事を諦めてしまったり行動を起こさない理由として、お金がない、時間がない、資産がないといった物理的なリソースの不足を挙げがちですが、人を動かすのはそのような物理的なリソースではなく、ニーズ、信念、感情と、それらを支える心理的リソースであることを指摘します。


日本語字幕版はこちら


TEDで学ぶ組織行動論(3) サイモン・シネック 「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」(日本語字幕付き)

TED Conferenceとは、TED(Technology Entertainment Design)が主催している講演会で、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう場です。講演会の内容はインターネット上で無料で動画配信されており、多くの著名な人物もここでプレゼンテーションを行っています。


今回は、TEDのプレゼンテーションに学ぶ組織行動論(3)として、サイモン・シネック 「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」を紹介します。動画は日本語字幕つきです。


このプレゼンテーションは、シネックの著書「WHYから始めよ!―インスパイア型リーダーはここが違う」に関連するもので、優れたリーダーシップとは何かについてに関する内容です。シネックは、並みのリーダーと優れたリーダーとは、コミュニケーションの仕方がまったく逆であるといいます。キング牧師スティーブ・ジョブズなどの優れたリーダーのコミュニケーションの特徴は「何をするのか」から始めるのではなく、「なぜ、何のために(目的、理念、信念)」から始まり、「どうやって」そして「何を」という順番で話します。人々は「何をするのか」に動かされるのではなく、「なぜ」「何のために」「思い入れ、信念、使命、情熱」などに動かされるのです。


日本語によるスピーチ全文

TEDで学ぶ組織行動論(2) ダン・アリエリー 「仕事のやりがいとは何か?」(日本語字幕付き)

TED Conferenceとは、TED(Technology Entertainment Design)が主催している講演会で、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう場です。講演会の内容はインターネット上で無料で動画配信されており、多くの著名な人物もここでプレゼンテーションを行っています。


今回は、TEDのプレゼンテーションに学ぶ組織行動論(2)として、ダン・アリエリー の「仕事のやりがいとは何か?」を紹介します。日本語字幕つきのプレゼンテーション動画は、動画上のリンクをクリックしてください。


このプレゼンテーションは、アリエリーの著書「不合理だからすべてがうまくいく―行動経済学で「人を動かす」」に関連するもので、モチベーションに深く関連する内容です。アリエリーは、レゴを使った非常に巧みな実験を紹介しながら、人々が自分の仕事にやりがいを見出せない場合にいかにモチベーションが阻害されるかについて解説します。モチベーションを左右するのはお金のような報酬の問題ではないことが実感できます。


次に、アリエリーは「IKEA効果」というものを紹介し、大変な苦労をし、辛い思いをしても、それによって何かを成し遂げたときに得られる達成感は、仕事のやりがいに大きく影響することを示します。


日本語字幕版はこちら

日本語によるスピーチ全文


TEDで学ぶ組織行動論(1) ダニエル・ピンク 「やる気に関する驚きの科学」(日本語字幕付き)

TED Conferenceとは、TED(Technology Entertainment Design)が主催している講演会で、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう場です。講演会の内容はインターネット上で無料で動画配信されており、多くの著名な人物もここでプレゼンテーションを行っています。


今回は、TEDのプレゼンテーションに学ぶ組織行動論(1)として、ダニエル・ピンク の「やる気に関する驚きの科学」を紹介します。プレゼンテーション動画は日本語字幕つきです。


このプレゼンテーションは、ピンクの著書「モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか」に関連するものです。例えば、現代のビジネスでも最も必要とされているクリエイティビティを高めるためにはどうすればよいか。伝統的な考え方ですと、クリエイティビティの発揮度合いに応じた成功報酬を用意して、やる気を高めるということになるでしょう。これは、外的報酬でやる気を高めようとする「モチベーション2.0」の発想です。しかし、科学的な事実によれば、こういった成功報酬が逆にクリエイティビティを阻害してしまうことをピンクは指摘します。


では、どのような方法がよいのでしょうか。ピンクは、これからの時代、とりわけクリエイティビティやイノベーションがビジネスの成否を大きく左右するような時代においては、「自律性(autonomy)」「成長(mastery)」「目的(purpose)」を主軸とするマネジメントを行い、メンバーの内発的な動機付けを高める必要があることを指摘します。これが「モチベーション3.0」の3要素です。


日本語によるスピーチ全文