2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

日本企業のグローバル化の鍵は「空気が読める」外国人社員を育成することか

近年、グローバル化の波はとどまるところを知らず、日本企業も、人材のグローバル化、海外進出拠点経営の現地化、外国人従業員の採用、英語公用語化への議論など、人材マネジメントのグローバル化への対応に追われています。日本全体でも「グローバル人材」…

伝説のサービスを生み出すために人材リスクマネジメントを行おう

「ビジネスパートナー」というのが人事部に求められる役割の1つになりつつあります。現代においては、人事部はもはや労務管理のみを行う部署ではありません。企業のビジネスそのものの業績向上にインパクトを与える部門であるべきだという意味です。そのた…

権力を得ることのほうがリーダーシップを身につけることよりも重要なワケ

著名な経営者の書いたリーダーシップの本はよく売れるし、経営学においてもリーダーシップのトピックはもてはやされます。多くの人がビジネスで成功するためにリーダーシップ能力を身につけたいと思うことでしょう。しかし、フェファー(2011)は、こうしたリ…

様々なステークホルダーと話ができる人事部を目指そう

企業の人事部の役割、そして人事部員に求められる能力とは何でしょうか。Ulrichら(2009)は、その1つの答えとして、企業を取り巻くステークホルダー(利害関係者)に対して胸を張って対応できることの重要性を示唆します。企業の人事部門は、企業の人材マネ…

日本の人事部はどう発展してきたのか

経営のグローバル化など環境が変化する中、日本企業の人事部の存在意義と役割が問われています。とりわけ、終身雇用、年功序列、企業内労働組合のように世界的に見ても特徴的な雇用システムを持つ日本企業が、経営をグローバル化させ、国境をまたぐかたちで…

戦略的人材セグメンテーションのススメ

企業が抱える人材をタイプ別に分類して異なる人材マネジメントを行うという考え方は決して新しいものではありません。わが国でも1995年には日経連が「雇用ポートフォリオ論」を発表し、総合職、基幹正社員のような「長期蓄積能力活用型グループ」、専門職な…