TEDで学ぶ組織行動論(5) ショーン・エイカー 「幸福と成功の意外な関係」(日本語字幕付き)

TED Conferenceとは、TED(Technology Entertainment Design)が主催している講演会で、学術・エンターテイメント・デザインなど様々な分野の人物がプレゼンテーションを行なう場です。講演会の内容はインターネット上で無料で動画配信されており、多くの著名な人物もここでプレゼンテーションを行っています。


今回は、TEDのプレゼンテーションに学ぶ組織行動論(5)として、ショーン・エイカー 「幸福と成功の意外な関係」を紹介します。日本語字幕つきのプレゼンテーション動画は、動画上のリンクをクリックしてください。


このプレゼンテーションは、エイカーの著書「幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論」に関連するもので、個人のキャリアや職場の生産性にも影響するポジティブ心理学に関連する内容です。


人々は「幸福になるために一生懸命努力して成功したい」と思うかもしれません。しかし、エイカーはそうではなく、逆だといいます。「成功するから幸福になる」のではなく「幸福だから成功する」のです。幸福は環境が作りだすものではなく、脳が作り出すものだと言います。つまり現状をどう捉えるかといった考え方の問題だというのです。エイカーによれば、「幸福な人≒ポジティブ思考ができる人、現状を楽しむことができる人」のほうが、脳も活性化し、生産性が高まり、ゆえに成功する度合いが高いのです。これは、仕事をしていく個人、あるいは人々をマネジメントする管理者や企業にとっても重要なメッセージです。


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