2020-07-04から1日間の記事一覧

報酬・昇進・評価の人事経済学3ー人材の努力を最大化する昇進制度

通常の人事管理では、昇進というのは、適材適所を実現するための手段として捉えるのが一般的です。つまり、特定のポジションに最適な人材を企業内外から見つけ出して当てがうということです。しかし、昇進は、報酬の増加を伴う上方向の移動であるという点も…

報酬・昇進・評価の人事経済学2ー成果主義報酬設計の基本原則

前回の報酬・昇進・評価の人事経済学1では、企業の人材も損得勘定のみで行動することを前提に、企業が従業員から努力を引き出すためのインセンティブ設計の基本について解説しました。今回は、ラジアー&ギブス(2017)を参考に、成果主義報酬やストックオプ…